【読書】4冊目 『まんがでわかる 地頭力を鍛える』 ~なぜか職場回覧されてきた進〇ゼミ
概要
最近流行の『まんがでわかるシリーズ』
突然現れるデキる同僚のレクチャーにより、主人公がサクセスを掴む様はまるで進〇ゼミ。内容は、ビジネス本を読んでいる方にとっては食傷気味な部分が多い気がする
読むきっかけ
職場でなぜか上司から渡された
原著を読もうと思っていたのでちょうどいいと思い読んでみた
読んでみて
・求められるスキルは「自分で考える」
作中で触れられているが、AIやインターネットの発達で「知識」より「思考」の方が重視される風潮になってきていることは理解できた。
ただ、この「自分で考える」というのが曲者。人間できるだけ楽をしたい生き物なのでどうしても思考が停止する。自己啓発本を読んだくらいのモチベーションでは1ヵ月も続かない。
これを習慣化するのには「仕組み」、もしくは習慣化すら必要が無いほどの「情熱」が必要かなと
つまり
・習慣化の仕組みを作って自分を調教するか
・最高に楽しい仕事をするか
大抵の人間は『楽しい仕事≠稼げる仕事』なのでどちらも修羅の道、、、
生きるってツライ(´;ω;`)
・自分1人の思考での俯瞰には限界があるという前提で仕事をする
本書に限らず「全体を俯瞰する」ということは多く主張されるところである。
確かに木を見て森を見ず状態はトンチンカンな仕事になりがちなので常に意識すべきだという事は大賛成
但し少し仕事ができるようになると勘違いしてしまうのだが、どんなに意識しても思考自体が主観であることから、完全な俯瞰は難しい。フラットな視点で考えているつもりが、どうしても自分特有の『思考のクセ』が入り込んでしまう
以上を理解した上で、謙虚でフラットな視点を維持するために『思考のクセを知る』や『フィードバックは早く貰う』を実践することが重要だと感じた