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【地方就職のリアル③】長い目で見て

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新卒で首都圏から静岡県に移住して2年が経った今。 私なりに感じる地方就職のメリット・デメリットを紹介しています。

 

3回目は、「長期的に暮らす場合どんな懸念事項があるか」について考えます

 

完全に憶測なので、興味がある方のみ見ていただければなと思います

 

 

 懸念事項3つ

1.子育て 

・近くに肉親がいない

「いざというときに頼りになるのはまず親だろうなぁ」というのが最初に浮かびました

近くでカンタンに相談でき、預けられる関係性であれば子育て難易度もグッと下がりそうですが、、、

私自身も幼稚園に入る前はよく祖母の家に預けられていたのを思い出します。

 

・車での送り迎えが必要

子持ちの先輩の話を聞くと、保育園、幼稚園、塾や習い事など何処へ連れていくにも車での送り迎えが必要なイメージです。中学生でも送り迎えしてるとか、、、

 

・地元に大学が少ない

良い大学が全てではありませんが、現状就職に強い名門は都会に多いです。

私立大学の学費に加え、下宿代と考えると震えが止まりません

 

ただし、これも独身の私からすれば20年後くらいの話になります。

さらに今回のコロナ騒動を発端に『オンライン授業』や『新卒一括採用の見直し』など社会的にも変化の兆しが出てきたため、今から深刻に考える必要はなさそうです。

 

こういった社会変化には今後注目です。

 

 

2.地域社会とのつながり

・その土地の文化

引っ越してから知ったのですが、静岡西部はとにかく「お祭り」が文化として根付いており、1大イベントになっています。

 

祭りの時期には各自治体で夜な夜な酒宴に付き合ったり、持ち回りで役務をこなしたりする必要があるらしいです。(祭りのための集金も結構あるとか、、、)

またそのために有給を取る人が多いため、祭りシーズンは職場から人が消えます(笑)

 

私の育ってきた土地はいわゆる新興住宅地でこういった文化はなかったので、馴染めるかどうかもポイントだと思います。

 

 

3.老後

・免許の返納後の生活

第一回でも書きましたが、公共交通機関が発達していません。なので車がないと日用品の仕入れもツライです。

 

高齢者ドライバーによる事故がニュースとして多く取り上げられ、免許返納がトレンドとなっていることを考えると、返納後の暮らし方を考えなければいけません。

 

この問題に関しては、自動運転や小型モビリティなど様々な企業が解決に取り組んでいるので、30年、40年後の社会ではすでに解決している可能性も大いにありますが、今のままでは不自由を余儀なくされるのは明らかです。

 

まとめ ~社会問題が多い

地方都市で長く暮らしていく場合の懸念点は以下の通りです

 

1.子育て

 ・幼少期の両親の支援がない ⇒ 覚悟して自分なりに対策や工夫が必要

 ・大学学費/下宿代 ⇒ 約20年後。オンライン授業など変化に期待

2.土地文化 ⇒ うまく付き合うしかない

3.老後の生活 ⇒ 約40年後。自動運転などのソリューションに期待

 

社会に期待する部分が多くなる結果となりました、、、、、

 

ただし新卒移住の場合、こういった問題に直面するまでには時間が残されているので、こういった懸念点は常に頭の片隅に置きつつ、個人でできる工夫や準備をしていきたいですね。

 

ありがとうございます

 

 

photo credit: danielfoster437 Deep in thought via photopin (license)