【読書】1冊目『置かれた場所で咲きなさい』
社会人になってから、年間で50冊ほど本を読むようになりました
折角なので、これからは稚拙ながらもメモに残そうと思います
1冊目は『置かれた場所で咲きなさい』著:渡辺和子 です
私自身、こういった「道徳的な本」はあまり手に取らないのですが、長雨が続き難しい本にも飽きてきたので読んでみました。
読んだ感想ですが、
いざ一人で生計を立てるようになると、人に叱られることも少なくなり、傲慢で独りよがりな思考に陥りがちなので、時々こういった本に「道徳感覚」を補強して貰うのが良さそうだなぁと感じました。
この「道徳感覚」の補強を怠ると、社会現象である問題老人が出来上がるのかなぁとか思ったり。「人のふりみて我がふり直せ」ですね。
内容的には、キリスト教の修道女であり学長経験のある筆者による「軽いキリスト教テイストが入った人生哲学エッセイ」といったところ
一言断っておきますが、私自身、家の括りは仏教であるものの全くの無神論者です。(トレードの時たま~に祈ることはありますが、、、)
以下、読書メモになります
まず考え、次に感じ、その後に行動をする
ふんわりと感じていたことを言語化して頂いたような感覚です。
筆者はこれを「人格的な生き方をするために大切なこと」と位置づけていますが、理性と感情の優先順位を明確にすることは、現代社会において様々な場面で重要だと思います
例えば、
☞「新型ウイルスの感染者が○百名!!」というニュースが流れてきた
当たり前ですが「怖い!」という感情が先行します。しかし、この感情のみに従ってしまうと、最悪の場合はエスカレートして「自粛警察」「ナンバー狩り」といった行動に出たり、過度な自粛により経済を殺してしまうケースもあり得ます。
こういった感情優先による不利益を避けるためにも、「このウイルスは本当に怖がるべきなのか?」を冷静に吟味し、理性と感情を切り分け、優先順位をつける訓練が求められているのかなと感じました。
結果が良かったときは人の功績に、悪かったときは自分が悪者になる
これは最近忘れていた言葉でした。大学までの緩い世界では実行できていたのですが、社会人になってからは中々気が回らなかったです。
以上。まじめな読書感想でした!